冷凍フルーツ
毎日暑い日が続いていますね。こんな時は、冷たい冷凍フルーツはいかがでしょうか?夏バテぎみな方はもちろん、アイス感覚でおやつがわりにもおすすめです。
フルーツはもともと、美容やダイエットに良いビタミンやミネラル、食物繊維などが多く、栄養価が高いことが知られていますよね。 また、フルーツは生のほうが新鮮で栄養価も高いイメージがありますが、生よりも冷凍したほうが栄養価が高まる場合があることがわかっています。
そんな冷凍フルーツが、人気の理由を解説していきます。
①カロリーが低い
冷凍フルーツは砂糖や脂肪分が使用されていないため、アイスクリームなどと比べてカロリーが低くなっていますが、フルーツ本来の糖分があり甘いので、ダイエット中にデザートとして食べても罪悪感が少なくなりますよね。
②食物繊維が豊富
フルーツには食物繊維が豊富に含まれており、特に適度に熟したフルーツに含まれる水溶性食物繊維は、体内をゆっくり移動するため腹持ちがよくなります。 また、GI値を低く抑える効果も期待でき、半解凍の状態で食べれば咀嚼回数が増え満足感も得られ、食物繊維の摂取は便秘解消にも効果的です。
③血糖値が上がりにくい
ブドウ糖や果糖といった糖を多く含んでいますが、フルーツに含まれる水溶性食物繊維は消化器管のなかで糖質の吸収を遅らせ、血糖値の急上昇を抑える作用があります。 血糖値が急激に上がると膵臓からインスリンが過剰に分泌され、体に脂肪を溜めやすくなってしまいますが、フルーツに含まれる果糖は、血糖値が上がりにくいのでダイエットにもおすすめです。
冷凍に向いているおすすめフルーツ
フルーツは冷凍するのが良いと紹介しましたが、すべてのフルーツが冷凍に適しているわけではなく、味が濃くて水分が多すぎないもの、また繊維質が多いフルーツも固くなりすぎないので冷凍に向いていておすすめです。
バナナ
バナナは体内の塩分を排出し、むくみを解消するカリウムが含まれています。食物繊維も豊富なため、便秘解消にも効果的です。 バナナを冷凍する場合は皮をむき、適当な大きさにカットしてから小分けにラップで包み、保存容器に入れて冷凍庫で保存しましょう。
ぶどう
ぶどうにはカリウムやポリフェノール、ブドウ糖など多くの成分が含まれています。ぶどうを冷凍すると保存期間が長くなり、皮もむきやすくなります。 ぶどうを冷凍する際には枝の部分を少しだけ残した状態で一粒ずつ外し、流水で洗い、キッチンペーパーで水分を拭きましょう。チャック付き保存袋に入れて金属製のトレーに載せて冷凍庫へ入れるのが良いでしょう。
キウイ
キウイはビタミンや食物繊維やカリウムが豊富です。冷凍することでおよそ1ヵ月は保存可能なうえに、冷凍ならではの食感も楽しめます。 ただし、キウイは冷凍すると追熟が止まってしまうため、完熟前のものは常温で熟すのを待ってから冷凍しましょう。
その他にもコンビニやスーパーではブルーベリーやいちごなど、手軽に手に入れられる冷凍フルーツがたくさんあります。そのまま食べるのももちろん良いですが、少し手を加えるだけでさまざまな食べ方を楽しめます。次回は冷凍フルーツのアレンジレシピを紹介します。