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体を温める食べ物を食べよう!

段々と寒さが増してきましたね。これからの季節、体の冷えからさまざまな不調が出てきてしまう人もいるのではないでしょうか。体が冷えると寝付けなかったり風邪を引きやすくなったり、ストレスを感じたりと心身ともに大きな負担となってしまいがちです。そんな方は、毎日食べる食べ物で体の中から温めることを意識してみてはいかがでしょうか。

東洋医学では、万物を「陰」と「陽」に分類する考え方があり、体を温める作用がある食べ物や飲み物は陽性食品とされています。

今回は体を温める食べ物や食べ方についてご紹介します。

野菜

身体を温める野菜は、冬が旬のもの、地中で育ち、色は黒・赤・オレンジ色などの特徴があります。

しかし南米の暑い地域の食材であるトマトや冬が旬でも白緑色の葉物野菜である白菜は体を冷やす食材で例外です。

特に生姜は、体を温める代表的な野菜のひとつです。生姜に含まれるジンゲロールは血行促進の作用があり、加熱するとショウガオールという成分に変わって体を深部から温めてくれます。

<代表的な野菜>
・人参
・ねぎ
・玉ねぎ
・かぼちゃ
・ごぼう
・蓮根
・じゃがいも
・生姜 
・にんにく など

肉、魚介類

タンパク質を豊富に含む肉や魚も体を温めるものが多くあります。ンパク質が体内でエネルギーに変換される時に、熱量が生まれて体を温めます。
特に寒い北の海で獲れる魚や赤身の魚、北海道でよく食べられる羊肉は温めるはたらきが強いです。

<代表的な肉>
・牛肉
・鶏肉
・羊肉
・鹿肉 

   

    <代表的な魚介類>
    ・鮭
    ・まぐろ
    ・かつお
    ・サバ
    ・いわし
    ・うなぎ
    ・あさり
    ・しじみ

飲み物

赤ワインやココアには、ポリフェノールが含まれていて血行促進に効果的です。また日本酒や甘酒などは原料を発酵させて作られており、酵素が体の新陳代謝を促すため、体を温める効果があります

<代表的な飲み物>
ココア
黒豆茶
赤ワイン
紅茶
日本酒
甘酒
紹興酒 など

  

体を温める食べ物は生で食べても効果がありますが、加熱調理した方がより効果的です。野菜ならサラダより温野菜にしたり、魚なら刺身より焼き魚や煮魚を選びましょう。

体を冷やす食べ物は、体を温める食べ物と一緒に食べたり、火を通して食べるようにすると体を冷やしくくなり、おすすめです。

同じものに偏るのではなく、栄養のバランスを考えながら毎日の食事にうまく取り入れ、体を温めていきましょう。

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