牡蠣は栄養満点な食材
牡蠣は別名「海のミルク」と呼ばれ、牛乳のようにさまざまな栄養素をバランスよく含むことで知られています。 牡蠣フライや牡蠣バター、鍋ものなどさまざまな料理で食べることができます。
また肉や魚に比べると脂質が少なめで、カロリーもむき身1個20gあたり12kcal、5個分100gは58kcalと低く、ダイエット中の人も気軽に食べられる食材です。
目次
【良質なタンパク質がたっぷり】
牡蠣に含まれるタンパク質は、多種類のアミノ酸がバランスよく含まれ、 食事から摂取する必要のある9種類の必須アミノ酸もすべて含まれていて、とても良質です。体の成長と機能の維持、効率的なタンパク質合成を助けます。
【牡蠣の代表的な栄養成分】
①グリコーゲン
牡蠣に豊富に含まれているグリコーゲンは、パワーの源になる糖類の一種です。 摂取後すぐに体内で利用される効率のいいエネルギーで、スタミナ維持や疲労回復に効果的です。
②タウリン
牡蠣に含まれるアミノ酸の中でも、ひときわ特徴的なのがタウリン。 肝臓の働きをサポートし解毒作用を強化する働きがあることが知られています。 またコレステロールの吸収を抑える働きや、視力の回復、高血圧の予防などの効果も期待される成分です。
③亜鉛
牡蠣が魚介類でトップクラスの含有量を誇る亜鉛は、体内のタンパク質の合成や免疫機能の維持、酵素・ホルモンの分泌に必要不可欠なミネラルでサプリメントで補っている方も多いですよね。不足すると味覚障害や髪・皮膚のトラブル、免疫力の低下につながります。 さまざまな働きのある亜鉛は、成人では1日8~11mgの摂取が推奨されています。これは牡蠣3~4個分で充足する量です。
④鉄分
牡蠣は、鉄分を多く含む代表的な食品のひとつです。鉄は血液中のヘモグロビンの材料となり、酸素を全身に運ぶ働きをします。鉄が不足しヘモグロビン濃度が低下する鉄欠乏性貧血の状態では、酸素を運搬する能力が低下し、めまい、息切れ、疲労感、また運動パフォーマンスの低下を引き起こすことがあります。 食事の偏りがある場合や、月経のある女性は不足しやすい栄養素であるため、意識して取り入れましょう。
⑤ビタミンB群
なかでも注目のビタミンB12にはアミノ酸や脂質の代謝に関わり、牡蠣に豊富に含まれる栄養素です。不足すると悪性貧血や神経障害を起こすことが知られており、慢性疲労や体力低下を引き起こすこともわかっています。 ビタミンB12は主に動物性の食品に含まれるため、肉や魚をあまり食べない方は不足することがあります。
牡蠣はさまざまな栄養素を豊富に含んでいることがわかりましたね。バランスのよい食事を心がけ、いろんなメニューに活用して牡蠣を味わいましょう。
- 元の価格は 3,680円 でした。3,380円現在の価格は 3,380円 です。 [税込]
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