鮭の正しい冷凍方法
魚介類はあまり日持ちしないので、買ってすぐに使わない場合や使い切れない場合は冷凍保存がおすすめです。冷凍しておけば長期間保存可能になります。鮮度の良い鮭を適切な方法で冷凍すれば、生鮭なら2週間、塩鮭なら3週間、焼き鮭なら1カ月ほどは保存できます。
美味しく冷凍するポイント
①下処理をする
生鮭を冷凍する際は、少量のお酒と塩を全体に振りかけ、下処理をしておくことが大切です。下処理によってドリップが出るのを防ぎ、生臭さを抑えられます。また下処理後に下味をつけておくのも解凍後すぐに使えて便利です。
②表面の水分を拭き取る
お酒や塩を振ってしばらく置くと、鮭から余分な水分が出てきます。下処理で出てきた水分はしっかり拭き取りましょう。水分が残っていると冷凍時に霜がついたり、生臭くなったりする原因になるので、しっかりとキッチンペーパーなどで拭き取ること解凍後の生臭さを抑えられます。特に、生鮭は生臭くなりやすいので注意が必要です。
③ラップで包む
鮭の身が空気に触れると酸化や乾燥の原因となり鮮度が落ちてしまうので、表面の水分をしっかりと拭き取ったら、空気に触れないようにラップで1切れずつ包みましょう。
生鮭・塩鮭を冷凍する場合
生鮭・塩鮭を冷凍する際は、特に水分をしっかりと拭き取ることがポイントです。
1.お酒と塩を振り10分ほど置いて、水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取る。
2.鮭をひとつずつラップに包み、保存容器に入れて冷凍庫で保存する。ラップはぴったりと密着させるのがコツです。
鮭1切れに対して、お酒は小さじ1、塩はひとつまみが目安で、塩鮭の場合は塩水に漬けて販売されているので、塩を振る必要はありません。表面の水分を拭き取ったら、ラップで包んで冷凍しましょう。
焼き鮭を冷凍する場合
焼き鮭をおいしく冷凍するポイントは、まだ温かいうちにお酒を振っておくことです。解凍した際にふっくらと仕上がります。
1.焼きたての鮭に、お酒を振りかける。
2.粗熱が取れたら1切れずつラップで包んだ後、保存容器に入れて、冷凍庫で保存する。
振りかけるお酒は鮭1切れに小さじ2分の1が目安です。おにぎりやお弁当の具材として使いたい時は、焼き鮭の身をほぐして鮭フレークにしたり、小さく切ったりしてから冷凍するのもおすすめです。
鮭を調理する際は参考にしてみてくださいね!一手間で保存して保存して好きな時に調理して食べることができますよ!