しらすの旬と選び方
しらすの旬
【春しらすと秋しらすの違い】
それぞれの違いは、稚魚が生まれた時期で決まります。春しらすは冬季に産まれた稚魚が成長したもので、秋しらすは春に産まれた稚魚が成長したものです。
親であるイワシの種類や生息地によって産卵期が異なるため、同じ春しらすや秋しらすでも旬も変わってきます。しらすの旬は年に2回あるといわれています。
春のしらすはの特徴は小ぶりながらぷりぷりとした食感が楽しめ、秋のしらすは脂ののった食べ応えがあるのが特徴です。
おいしいしらすの選び方と保存方法
おいしいしらすを選ぶときのポイントは「大きさ」「形」「色」です。
大きさ…大きさが揃っていて身がふっくらしているもの
形…身の反ったものや折れているものは避ける
色…きれいな白で黄ばんでいないもの
冷蔵庫で保存し、消費期限内でもできるだけ早めに食べきりましょう。そのまますぐ食べる分だけ冷蔵しておいて、食べきれない場合はラップに包み、保存袋に入れて冷凍保存がおすすめです。冷凍なら3ヶ月は日持ちします。冷蔵で1週間ほど日持ちします。
しらすの1日の摂取量は?
しらすを毎日取り入れる際は、大さじ1杯程度までを目安にするとよいです。これ以上たくさん食べたからといって問題があるわけではありませんが、しらすの食べ過ぎによる塩分の過剰摂取が心配です。しらすには大さじ1杯で0.3gの塩分が含まれていますが、成人の塩分摂取量は、1食あたり2〜2.5g程度が目安です。たくさん食べると塩分を摂りすぎてしまうため、栄養豊富だからと食べすぎるのは控え、大さじ1杯程度までを目安にしてみましょう。また塩分が気になる際は、しらすの塩抜きをするのもおすすめです。たっぷりの熱湯にしらすを2、3分つけておくだけででき、しらすのうまみは残る食べられます食べられます。減塩が必要な方や、離乳食にも活用できます。